
キーワード:成行注文、トリガー注文、利確/損切り設定
1. 成行注文
成行注文とは?
標準先物では、「概算実行価格 = 現在価格 × (1 ± スプレッド)」で行う注文が成行注文と言います。成行注文の特徴は、市場デプスを消費することと、すぐに約定されることです。
成行注文 - 利確/損切り計算
① 利確/損切り設定(価格別)
概算収益 = 注文証拠金 × 注文レバレッジ × 注文方向 × [(決済価格 - 概算実行価格)/概算実行価格]
② 利確/損切り設定(比率別)
概算利確/損切り価格 = 利確/損切り率 × 概算実行価格 / (注文方向 × 注文レバレッジ) + 概算実行価格
(注意:損切り設定の場合、ユーザーが比率に正の数値を入力すると、システムが自動的に対応する負の数値に変更して計算します)。
概算収益 = 注文証拠金 × 注文レバレッジ × 注文方向 × [(概算利確/損切り価格 - 概算実行価格)/概算実行価格]
2. トリガー注文
トリガー注文とは?
「トリガー注文」は「指値注文」ではありません。特定の条件下でのみ発動する注文をあらかじめ設定しておくことができる自動注文ツールです。最新の取引価格が「トリガー」に達すると、設定された注文が執行されます。「トリガー」による注文と「マーケット」による注文を同時に行うことは、いずれも成行注文に属します。
注意:ユーザーが1日に設定できるトリガー注文数は最大200件まで。
トリガー注文の失敗の理由:
- トリガー注文は注文元本を凍結しないため、あらかじめ設定した価格に到達した後、口座残高が不足する場合は注文が失敗し、システムはトリガー注文をキャンセルします。
- 市場価格が大きく変動した場合(例>指数が安値で終了、高値で始まるなど)、市場価格とあらかじめ設定した価格との差が1.5%以上になると、トリガー注文は失敗し、システムは注文をキャンセルします。
トリガー注文 - 利確/損切り計算
事前設定トリガー価格 = 始値 × (1± スプレッド)
① 利確/損切り設定(価格別)
概算収益 = 注文証拠金 × 注文レバレッジ × 注文方向 × [(決済価格 - 事前設定トリガー価格)/事前設定トリガー価格]
② 利確/損切り設定(比率別)
概算利確/損切り価格 = 利確/損切り率 × 事前設定トリガー価格 / (注文方向 × 注文レバレッジ) + 事前設定トリガー価格
(注意:損切り設定の場合、ユーザーが比率に正の数値を入力すると、対応する負の数に変更する必要があります)。
概算収益 = 注文証拠金 × 注文レバレッジ × 注文方向 × [(概算利確/損切り価格 - 事前設定トリガー価格)/事前設定トリガー価格]
3. オープンポジション
オープンポジションとは?
オープンポジションとは、確立または入力した取引で、まだ反対側の取引と決済されていないものを指します。未決済のポジションの損益は「変動P/L」と呼ばれることがあります。
オープンポジション - 利確/損切り計算
① 利確/損切り設定(価格別)
概算収益 = 注文証拠金 × 注文レバレッジ × 注文方向 × [(決済価格 - 注文価格)/注文価格]
② 利確/損切り設定(比率別)
概算利確/損切り価格 = 利確/損切り率 × 注文価格 / (注文方向 × 注文レバレッジ) + 注文価格
(注意:損切り設定の場合、ユーザーが比率に正の数値を入力すると、対応する負の数に変更する必要があります)。
概算収益 = 注文証拠金 × 注文レバレッジ × 注文方向 × [(概算利確/損切り価格 - 注文価格)/注文価格]
注意:
プラットフォームは、許容される流動性の範囲内で、注文の利確/損切り設定に最適な価格を提供するように常に努めています。しかし、システムはユーザーが設定した正確な価格で利確/損切りを行うことを保証するものではありません。